朝晩の冷え込みが少しずつ増してきましたね。
会計事務所としましては、これからが本番!
(いつも本番なんですけどね。さらに本番といいますか(^^))
体調管理も気をつけなくちゃ!と言うことで、昨日インフルエンザ予防接種をしてきました。家族にも接種してもらい、所内やお客様にうつさないように細心の注意を払っていきます。今年はコロナもありますしね。引き続き、手洗い、うがい、換気を心がけていきたいと
思っています。
さて、11月も半ばで、生命保険等の控除証明書も届いて、年末調整の準備をそろそろ
始めている会社さんも多いと思います。
今年は年末調整の書類の様式が変更になり、変更点も複雑で、難しくなってますよね。
国税庁のHPを見ると少しでもわかりやすく説明しようと色々用意されています。
・年末調整がよくわかるページ
https://www.nta.go.jp/users/gensen/nencho/index.htm
・年末調整の仕方(動画を見る)
https://www.nta.go.jp/publication/webtaxtv/nencho.html
・税務相談チャットボット(年末調整)が始まりました(令和2年10月28日)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/chatbot/index.htm
AI税務職員 ふたば ちゃんが 質問に答えてくれます。
こちらは令和2年12月28日まで、年末調整に関するご相談に「チャットボット」をご利用いただけます。曜日や時間に関係なく気軽に質問できたり、国税庁ホームページに掲載されている情報へより短時間でたどり着くことができます。
今年のハードルの高い書類は
「令和2年分 給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼
所得金額調整控除申告書」でしょうか。なんて長い名前でしょう(笑)右上に「基・配・所」と書いてあるものです。
その書類、ブロック分けすると
左側の・給与所得者の基礎控除申告書
右側の・給与所得者の配偶者控除等申告書
下の・所得金額調整控除申告書
の3つに分かれます。
ざっくりとした説明ですと
左側の給与所得者の基礎控除申告書のスペースは
よっぽど高所得者ではない限り、全員書きます!
(今年の合計所得見積額2,500万円以下の方は全員書くからです)
右側の給与所得者の配偶者控除等申告書は
独身の方は記入不要です。
- 配偶者がいらっしゃる方で
- 自分の給与年収が1,195万以下で
- 配偶者の給与年収が201万5千円未満
これが全て当てはまる方は、記入します。
わかりやすくいいますと、「奥様のいるサラリーマンで、
奥様がフルタイムではなくパートタイムで働いている」
感じの方が書くスペースになると思います。
(わかりやすく、ざっくりの説明なので金額の詳細は必ず確認してください)
下の所得金額調整控除申告書は
給与年収850万以下の方は記入不要です。
850万以上の方で、
・ご自身、又は、同一生計配偶者、又は扶養親族が特別障害者であるか
・扶養親族の年齢が23才未満
のいずれかが該当する方が記入するスペースです。
本当にざっくりの説明でしたが、参考にしてみてください。
なお、お知らせしておきたい年末調整注意点としましては、
「大学生のお子様がアルバイトで103万以上稼いでしまって
扶養の対象ではなくなっているのに、扶養に入れてしまった」
場合、1,2年遅れで、指摘されることがあるようです。
そうすると、修正申告が必要になり、所得税、住民税の追加の支払が発生します。
年末調整をされる際は、是非お子様の年収の確認をされることをお勧めします!